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2011年09月09日(金)更新

私心なかりしか?

動機善なりや、私心なかりしか

京セラ名誉会長、稲盛和夫氏のあまりにも有名な言葉であります。



特に、「私心なかりしか」なんて聞かれたら、


私などは、あるに決まっているわけです(^^;
で、落ち込むわけです(^^;;


でも、先日ちょっと気持ちが楽になる話を教えて頂きました。


松下幸之助氏、80歳頃の講演でのお話です。(かなり抜粋しています)

「会社経営がうまくいく人は”私”というものが無い。
賢さは一緒であっても、ちょっと自分の私心が入ると、そうすると非常に差が出てくる。リーダーは全く私心が無い人じゃないといかん。会社の社長も私心があったらあきませんな。
 
だから、我々でも私心があったらあきませんな。
私心を持ってはいけないと、「私」というものを持ってはいけないと始終自分に言い聞かせてますな。
 
これは(会社は)天下の預かり物だと、天下の預かり物だからおおいにやっていいと、遠慮せんでやっていいと、けども「私」が出てくるでしょ。
 
出てきたら危険やから、おさえると、わたしは今、自分と葛藤してるんですよ。
私心を消すこと。
 
私はまだ完全に隠居してませんからね、隠居してるようにやってますけども、いろいろ考えてますからね。
そうすると、やっぱり「私」が出てくるわけですよ。
 
まあ、それはいかんと、打ち砕くと。
打ち砕いた、その次の瞬間にまた私心が出てくるんですよ。
 
だからわたしは自分で葛藤してるんですよ。
 
自分を消すということと、自分が出てくるということと、それを抑えるというその葛藤の毎日ですな。


いかがでしょうか?

あの経営の神様、松下幸之助氏が80歳にして”私心”と葛藤しておられたんですよ。

なんだか安心して気持ちが楽になるお話でしょう♪


ということで、まぁボチボチ気楽に”私心”を引っ込めながら、『世間良し』の事業を営んで行こうと思います。


皆さんもお気楽に!
ありがとうございました!


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