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2013年02月12日(火)更新

インターネットは市場を村落化する。

ここまで来たインターネットビジネス最前線―すべては「マクルーハンの法則」にあった (クレスト選書)


2月7日からの連続講座(村上肇の儲かるWEBマーケティング実践塾)に向けて、私の今の仕事の原点である上記の本を読み返していました。

この本の初版が平成9年2月7日というのにも何かの因縁を感じながらも、16年前に書かれた内容の先見性には改めて驚かされます。

 インターネットは地球を村落化する
 インターネット時代には個人商店が復活する
 斜陽産業にこそチャンスあり
 電子メディアは「触感人間」を作る
 客との間に”壁”を作るな
 主張と個性のある店が、インターネットでは生き残る
 「職人」の復権
 オタク人間こそ、明日の国際人
 パソコンなしでもインターネットビジネスは可能
 大量生産は滅び、オーダーメイド時代に戻る


 ・・・などなど

目次を紹介するだけでもその先見性に驚かれるのではないでしょうか?

中でも「メディアはメッセージである。(人はメディアから伝わるメッセージに影響を受けるだけではなく、”メディア自体”が情報や命令のようなメッセージ性を持ち、人はメディア自体から大きな影響を受け、その時代の社会や文明を創る)」という、この本の肝となるマクルーハン理論があります。


マクルーハンが言う、印刷機の発明から生まれた活字メディアによって、原始人で野蛮だった人類は大きく進化成長したのだが、逆に後退したものもあるという。


それは、「行動力」が奪われたことだと。


活字、書物から学ぶようになった人間は、頭でっかちとなって頭で考えるだけで、行動に移すことを躊躇するようになった。


しかし、現代の電子メディア、ソーシャルメディア時代においては、自らが積極的に行動し、人と合い、話し、ふれあい、人に喜ばれることによってはじめて信頼関係が生まれ、その中で仕事も商売も成り立つような、大昔の村社会が復活してきているのである。


例えば、小さな村社会ではあたりまえだった 「何を買うか」から『誰から買うか』への人の意識変化などが今どんどん進んでいると感じるのは私だけでしょうか?



ですのでこれからは、信頼関係が構築された村社会(市場)で商いをしているんだという意識を常に持ち、

自身の魅力を最大限に発揮し、
人に役立ち、
人に喜ばれることが


商いの原点であることを今一度肝に命じて日々行動することが求められます。



村社会で発揮される、あなたの魅力は何ですか?


最後までお読みいただきありがとうございます。