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2006年04月15日(土)更新

ザ・ネット営業 ~自信をもって情報発信すれば必ず道は開ける~

村上肇

1989年にベルリンの壁が崩壊して以来、経済社会の構造が大きく変化して、いままでのやり方では同じように稼げない、ビジネスを続けていけないなどという中小企業にとっては厳しい状況が続いています。


しかしながら、前回ご紹介したマグネットワールドの事例や以下のようなインターネット活用、ネット営業によって元気になっておられる会社もたくさん存在することも事実であります。

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>しかし!あなたの隣の中小企業や町工場で・・・

>●今までまったく接点のなかった大手メーカーから直接受注している。
>●大学の最先端の研究所から引き合いが毎日のように来る。
>●地方の小さな町の工務店が、ネット経由で年間1億円の契約を獲得した。
>●インターネットからの新規受注が急増し工場を2交替制にシフトした。
>●地域密着ルートセールスの限界からネット販売に切り替え売り上げが急増した。

>などなど、こうしたことがあなたの知らないうちに、あなたの隣の会社でおこ>っている事実があるのです。
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では、こうしたインターネットの活用によって、新規顧客の開拓や、新たなマーケットへの進出、それに伴う売り上げアップ、利益増が生み出された要因はどこにあるのでしょうか?
さまざまに要因はありますが、まず最初に大切になることは、

◎永年続けてこられたビジネスに自信をもつことです!
 (えらそうに言ってすみません(^^;)


こんにちまで事業を続け、発展させてきたことは、自社のやり方が正しく、通用してきた証明です。日本の中小企業はそのことにもっともっと自信をもって頂きたい。

なぜなら、世界中から奇跡と言われた戦後の経済発展を根底で支えてこられたのは中小企業のみなさんなのですから。


そして、そのような会社には必ず強みがあります。
100%あります、間違いないです。



「細々とやってきただけだ」とか「インターネットにのせるような特別なことは何もない」とおっしゃる経営者の方がおおいのも事実ですが、それは絶対違います。


もう一度言います、永年続けてこられた会社は必ず強みをもっています。


一つだけをとりあげ「日本でこの材料はウチにしかない」とか「この加工精度は世界一です」というのは確かに難しいかもしれない、しかし、いくつかの要素(技術、納期、商品、サービス、社長の人柄(^^;)を組み合わせれば地域で一番とか、絞り込んだ業界、場所で一番になれる強みをお持ちのはずです。

そう、永年お客さまに喜ばれてきた、中核の事業自体が強みなのです。


そして、その見い出した強みを、自信をもってホームページで情報発信する。

自分たちはこれまで日本の産業を支えてきたのだから、これからも支え発展させていく使命があるくらいの強い信念をもって取り組んでいただければ必ず道は開けますし、これがこそが、ホームページを「ネット営業所」として機能させ成功への道しるべの第一歩となります。