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2011年10月12日(水)更新

小林正観さん、ありがとうございました!

本日未明5時38分 山梨県富士吉田市の病院にて小林正観さんが逝去されました。

心から敬意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。


小林正観さんとの出会いは、一昨日にブログに書きました、著書「釈迦の教えは感謝だった」を2006年の9月に偶々amazonで購入したのがキッカケです。

それ以来5年間、多くの著書や講演会、食事会、合宿などでご一緒させて頂き、様々な教えや人生への啓示を頂きました。
本当に有難い事と心より改めて感謝いたします。ありがとうございました!


さまざまな出来事があり、それぞれに大切な事項ですが私にとっては特に一番最初の講演会で仕事や事業においても「戦わなくて良いですよ」「競争に打ち勝つことが仕事ではありませんよ」と仰られたときの衝撃でした。もともと、競争にも喧嘩にも勝ったことのなかった私が経営者としてやっていけるのか?と不安を抱いていたときにパッと目の前が開け明るくなるお話でした。

インターネットで仕事を始めて10年目、独立して経営者として5年目で、ある程度はインターネットを通じた仕事や事業の中で、戦わなくても共感していただくこと、お役に立つこと、喜ばれることを実践していくだけで何とかなるのでは?と薄々、半信半疑に感じてはいましたが初めての出会いで明確な啓示を頂けたことは本当に有難いことでした。


現在私が自信を持って「戦わない経営」などと申し上げているのも小林正観さんとの出会いがあったからこそなのです。


さて、本当に突然のお知らせで気持ちの整理はついていませんが、亡くなられたことをお聞きしたときにすぐに思い浮かんだ著書がありますのでご紹介します。

◎生きる大事・死ぬ大事





















この著書に、素敵な話しがあります。引用させて頂きますと・・・

『肉体の死は避けることができません。しかし存在の死を長くすることはできる。私たちはいかに死なないかということではなく、いかに生きているうちに何かを残していくか、ということに尽きるのです。何を残していくのか。それは、業績や名声や地位やそういうものではないでしょう。いかに私たちが喜ばれる存在であったか、その人がこの世に肉体を持って生きていることがいかに多くの人に、あるいはいかに多くの動物や植物に喜ばれる存在であったか、そういうことが問われているのだと思います。』


死には2通りあって、”肉体の死”と”存在の死”がある。

確かに小林正観さんは肉体の死を迎えられましたが・・・


”存在の死”から考えれば、釈迦は死んでいない。キリストは死んでいない。孔子は死んでいない。空海は死んでいない。最澄は死んでいない。秀吉は死んでいない。坂本龍馬は死んでいない。西郷隆盛は死んでいない。アインシュタインは死んでいない。美空ひばりは死んでいない。夏目雅子は死んでいない。スティーブジョブスは死んでいない。・・・


もちろん、小林正観は死んでいない!

私の中では永遠に生きつづけます。


小林正観さん、本当にありがとうございました。







2011年10月12日(水)更新

突き動かされたものは?

一昨日のブログで、スティーブ・ジョブス氏がアラン・ケイ氏の開発した、パソコンの原型「Alto(アルト)」や、Dynabook構想に出会い、衝撃を受け突き動かされて今のアップルを築いて言ったのでは!などと書きましたが・・・

そのアラン・ケイ氏は、「Alto(アルト)」の開発や、Dynabook構想を創り出すにあたり影響を受け突き動かされていたもの(思想)があったようです。



グーテンベルクの銀河系―活字人間の形成
グーテンベルクの銀河系―活字人間の形成


マーシャル・マクルーハン氏のメディアの法則、メディア論でした。

”メディアはメッセージである”
要はメディアが人を変える、世の中を変える、産業革命も印刷技術が生み出され”活字メディア”が登場したことの影響が大きいという。

このことから、次に起こる”電子メディア(インターネット)”の登場が新たな情報革命(第2次産業革命)を起こすであろうと予測し、考え出されたのがDynabook構想であり、Altoであった。コンピュータを優れた電子計算機から、”電子メディア(インターネット)”で、人と人とを繋ぐコミュニケーションツールへ発展させようと構想したのです。


このように、グーデンベルグの銀河系を読みふけったアランケイ氏によるDynabook構想から読み取れる考え方は、マクルーハン氏の影響を強く感じます。

「ケイの構想したダイナブックとは、GUIを搭載したA4サイズ程度の片手で持てるような小型のコンピュータで、子供に与えても問題ない低価格なものである。同時に、文字のほか映像、音声も扱うことができ、それを用いる人間の思考能力を高める存在であるとした。

また、構想の時点ですでにネットワークやマルチフォントに対応することが想定されており、実際、その後作られた暫定的な実装(後述)にも、今でこそ当たり前だが当時としては斬新なマルチウインドウやメニューなどと共に取り入れられた。1977年の「Personal Dynamic Media」という論文に実現されたそれらの機能の詳細が記されている。Wikipediaより。」



そして、この流れは、スティーブ・ジョブス氏のマッキントッシュの開発、ビルゲイツのwindowsへとつながり、さらにipod⇒iPhone⇒ipadとつながりDynabook構想が現実のものとなったのです。


マクルーハンが与えた衝撃によって多くの偉大な人物が突き動かされ、現在のインターネット”つながりっぱなし”の世界が出来上がったわけです。



さて、私も1997年に実はマクルーハンの衝撃により突き動かされている一人なんです・・・

ここまで来たインターネットビジネス最前線―すべては「マクルーハンの法則」にあった (クレスト選書)
ここまで来たインターネットビジネス最前線―すべては「マクルーハンの法則」にあった (クレスト選書)


15年前、インターネットでビジネスを始めるときに読みふけった本でした。
今読み返しても新鮮で刺激を受けています。


ところで、1997年といえば、スティーブ・ジョブス氏がアップルに復帰し現在の快進撃を始めた年であり、楽天市場が出店数13店舗でスタートした年でもある。


では、私の場合は・・・

 大器晩成型ということにしておきたいと思います(^^;;




みなさん、今何に突き動かされていますか!?


最後までお読み頂きありがとうございました!






2011年10月11日(火)更新

五蘊皆空

先週のブログに以下のようなことを書きましたが・・・

世の中の現象には、幸も不幸もない。
私がすべてに色付けしているだけなのだから。


反響を頂きましたので、少し掘り下げてみたいと思います。


この言葉や概念を最初に教わったのは小林正観氏の以下の著書です。

釈迦の教えは「感謝」だった
釈迦の教えは「感謝」だった


この著書では般若心経の解説を中心に書かれているのですが、
般若心経の冒頭の「五蘊皆空」ですべてを言い表してありました。


「観自在菩薩 行深般若波羅密多時 照見五蘊皆空」

自在にものを見通す能力を持った菩薩さま(お釈迦様)が、人類を救済する最高の知恵(般若波羅密多)で、深くこの世の現象をながめてみると、この宇宙を作り上げている”五蘊”すなわち全ての物は、すべて”空”なりと悟られた。

要するに、宇宙の万物はすべて”空”だといっているのです。
これは「無(ない)」とは言っていません。

万物は存在しますし、いろんな現象もおこりますが、

そこに、自分がある思いを持って色づけしているだけなのです。


例えば、「コップに水が半分」の話は有名ですが・・・

コップに半分の水が入っている時

 ”まだ半分ある”
 と考えるのがプラス思考であったり楽観主義と言われる。

 逆に、

 ”もう半分しかない”
 と考えるのがマイナス思考であったり悲観主義と言われる。

どちらにしても、その人の思いで「色づけ」しているだけです。


この話しの場合ここで、どちらが良いとか悪いとか、正しいとか間違っているかを
問いながら自己啓発に繋げていくのですが、それもいいですが・・・


それよりも少し違う時点で「色づけ」してはどうでしょうか?

と言う提案です。


 水を半分残して下さってありがとうございます。
 蒸発せずに残っていてくれてありがとう。
 コップさん倒れずに水を残してくれてありがとう。
 半分だからこぼれず、水浸しにならずにありがとう。
 美味しいお水をありがとうございます。

・・・

などなど、そもそも”空”である現象に対してですから

すべて「感謝」に色づけしてしまう。
すべて「感謝」で受け入れてしまう。
ことが出来れば物事、現象がすべて新たな次元で違う観え方になるでしょう。



そうすれば、

 水が半分しか入ってないやんか!誰が勝手に飲んだ!
 水がもう半分しかない、このままでは将来が不安だ!
 
・・・なんて、不平不満・愚痴・不安・怒り・妬みなどの思いはきっと抱かなくなるでしょう。


すべてに感謝。
ありがとうございます(^^)






2011年10月10日(月)更新

スティーブ・ジョブズ氏を突き動かしたもの

スティーブ・ジョブズ氏が亡くなった。
人類は、偉大な天才経営者と芸術家を同時に失った。
遅ればせながら、心より敬意を表しご冥福をお祈り申し上げます。



そんな天才スティーブ・ジョブス氏を突き動かした出会いがあったと言う。

パソコンの父アラン・ケイ氏が開発した、「Alto(アルト)」であり、彼のDynabook構想(ダイナミックメディア(メタメディア)機能を備えた「本」のようなデバイスという意味で、GUIを搭載したA4サイズ程度の片手で持てるような小型のコンピュータで、子供に与えても問題ない低価格なものである。同時に、文字のほか映像、音声も扱うことができ、それを用いる人間の思考能力を高める存在であるとした。Wikipediaより。)である。

1973年の時点で「Alto(アルト)」には、GUI(グラフィカルユーザインターフェース)が搭載されているなどその先進性と壮大な構想に衝撃を受け、スティーブ・ジョブス氏を「Macintosh」の開発へと突き動かしたようだ。

 ipod⇒iPhone⇒ipad
この製品の生み出されていく過程はまさに、Dynabook構想そのものといえるでしょう。


※ジョブス氏のプレゼンテーションにまさに表現されています。






あなたは何に突き動かされていますか?



※さらに、伝説のスピーチをどうぞ。








スティーブ・ジョブズさん、ありがとうございました。







2011年10月07日(金)更新

素直に「ありがとう」と言おう!

「ありがとう」という言葉は、
言う方は何気なくても言われた方はうれしいものです。
「ありがとう」を、
もっと素直に言い合える人間関係はとても素敵だと思います。


でも、ついつい人から何かしてもらったときに照れくさくて「すいません」って
言ってしまったりしていませんか?


私もよくあります(^^;

「すみません」って言われるより
「ありがとう」って言われるほうがやはり嬉しい。


いつも周りの人に感謝し、素直に「ありがとう」を言える人になっていきたい。

いつも感謝して生きていくことが出来れば、それはそれは
いつも幸せであるに違いない。


世の中の現象には、幸も不幸もない。
私がすべてに色付けしているだけなのだから。


すべてに感謝できれば人生は幸せしかありえなくなると思う。

素直にありがとうと言おう♪





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