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2012年02月07日(火)更新

スモール・イズ・スマート!







ここ最近、これからのメーカーのあり方について色々と考えている。
そんな時、ふと降りてきた言葉が「スモール・イズ・スマート」であった。

この言葉は、ネットビジネスの師であり、今は亡き三石玲子さんから教わったものです。

今も残る彼女のサイトには以下のように記されている。


「スモールイズスマート」を自覚する。

 一頃「出る杭は打たれる」をもじって「出過ぎた杭は打たれない」などというフレーズが流行ったものである。結果はどうであったかというと「出過ぎた杭は自分でコケル」あるいは「梯子をはずされる」などという結果が散見され、ビッグな企業内でいくら自己主張をしても効果には限界があるということが立証された。サイバースペースの法則は「スモールイズスマート」「スペシャルイズスマート」であり、この流れはリアルのビジネス世界に影響を与え始めた。マーケッターたるもの、まずはビッグよりもスモールであることに価値を認める訓練が不可欠である。

※さらに詳しく⇒
http://www.m-m.co.jp/report/reportD305.html


また、ホンダの元社長の川本信彦さんも以下のように仰っている。

「ヒット商品を創造するには感受性、柔軟性、躍動感、軽快さの四点が大切だ。だからこそ、勝者へのキーワードは『スモール・イズ・スマート』。たとえ企業規模が小さくとも、市場変化を予見する賢さを持つ者が勝利するという意味だ

消費低迷の理由は消費者が本当に欲しいモノをメーカーが作れていない点にある。企業は活動範囲が世界規模に広がるグリーバリゼーションと情報技術(IT) の進化という二つの大きな流れに直面し、この流れを取り込みながら、世界の消費者をとらえる。まさに新しい価値創造に挑戦する時期を迎えている。

消費者は買わないのでなく、買いたいモノがないだけである。買わなくても我慢できる状態であれば消費は控えるのは当然である。またいくら良いモノであっても価格が高ければ魅力は薄れ購買の優先順位は下がる。
消費者に価値を感じさせるには、V=F/C(価値=機能/コスト)の概念式が基本になる。



三石さんが仰る・・・

 ・サイバースペース(インターネット)の法則は「スモールイズスマート」

ということと、

川本さんが仰る・・・


 ・勝者へのキーワードは『スモール・イズ・スマート』
  企業規模が小さくとも、市場変化を予見する賢さを持つ者が勝利する。


このどちらもが、これからのメーカーのあり方への示唆と思えてならない。


 小さいことは賢い
 小さいことは素晴らしい



柔軟な発想と、軽快な行動力、そして、WEBでの伝わる情報発信とそこから得られるご縁が、スモールイズスマートなメーカーを創りだすと思うのです。

今こうした能力を持つのは、チャレンジする中小製造業であり、市場を開拓するマーケティング力を持つネットショップではないでしょうか。


そして、スモールイズスマートなメーカーが創りだす、新たな価値をもった”モノ”や”コト”が、これからの消費者の消費行動を変え、日本を元気にする一翼を担うと考えています!


みなさん、”スモール・イズ・スマートなメーカー”を目指しませんか?



※メーカーを目指す人にお勧めのセミナーを2つご紹介します♪

 ◎2月28日(火)大阪産業創造館
  脱☆下請け!直販メーカーへの道は、Amazonで切り開こう!!

 ◎3月15日(木)大阪産業創造館
  目指せ!メーカー!マイクロモノづくりセミナーin大阪


 2回セットでの受講をお勧めいたします!!


最後までお読みいただきありがとうございます。




2012年02月06日(月)更新

目指せ!メーカー!マイクロモノづくりセミナーin大阪




2012年3月15日大阪・・・いよいよ始まります。
 
マイクロモノづくり+e製造業の会、連携で拓く未来。
 
中小製造業もネットショップも目指すところは、やはりメーカー!

新しい時代の、新たなメーカーのカタチを創っていきましょう!!


皆さまのご参加、心よりお待ちしていますm(_ _)m
 

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 目指せ!メーカー!
  マイクロモノづくりセミナーin大阪

 ~経済危機を乗り超える「独立自尊」のモノづくり~
 http://factory.e-b2b.jp/seminar/20120315/

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【中小企業が自ら独立自尊の精神を持った「メーカー」への扉を開く!】


 リーマンショック、東日本大震災、急劇な円高など、数々の要因で
 大手メーカーの生産部門の海外進出が続いています。
 
 そして、大手メーカーからの発注が激減し、国内の中小製造業は
 厳しい状況に直面しています。

 いまこそ、中小企業は自ら独立自尊の精神を持った「メーカー」になり、
 自社のオリジナル製品開発を企画・製造・販売することが求められています。

 本セミナーにおいては、「マイクロモノづくり」という概念に基づき、
 中小製造業が極力自社の資源のみを活用してメーカーになるための
 具体的な方法を、実際のマイクロモノづくり事例をもとに解説し
 ご紹介をします。


 また、本セミナーは、自社の独自性を出すために、
 プライベートブランド商品の開発を模索している卸売業においても、
 参考になる内容となっております。


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【マイクロモノづくりとは・・】

 マイクロモノづくりの概念は、これまでの大量生産、大量消費とは対局に
 位置する概念です。少量のニーズにあわせて、高付加価値、高利潤の
 モノづくりを行い、だれかに売ってもらうのではなく、自ら販路をつくり、
 販売を行う考え方です。

 
 これまで、製品開発をしたことがない、中小製造業の方でも、
 一定の手法で製品開発の手法を身につけることができます。

 また、製品デザインも、外部のデザイナーに外注する際の管理の方法
 などを身につけることで、コストをおさえつつ製造者とデザイナーが
 WIN-WINの関係性を創り上げることが重要になってきます。


 大きな特徴としては・・・

  ・少量生産
  ・高付加価値、高利潤
  ・低い環境負荷・4R(Reduce,Reuse,Recycle,Repair), サステナブル
  ・自社による企画、デザイン、設計、生産
  ・ソーシャルメディア活用をしたブランディング
  ・自社で販売

 というものが挙げられます。


【こんなあなたに来て欲しい!】

  ・自社開発の最終製品で活路を見出したい中小製造業者さん
  ・BtoCの販路開拓を模索中の中小製造業者さん
  ・オリジナル商品の開発を検討中の経営者さん。
  ・プライベートブランドで展開を考えておられるネットショップさん
  ・メーカーに成りたい!経営者さん(^^)v

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  ◎日時:

  2012年3月15日(木) セミナー:18時30分~21時00分
 
  ◎セミナー会場:大阪産業創造館 6F 会議室B

     住所:〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
     電話:06-6264-9800(代)
     アクセス:http://www.sansokan.jp/map/

  ◎講師:株式会社enmono
                三木康司氏、宇都宮茂氏


  ◎主催:e製造業の会・滋賀eビジネス道場(株式会社創)
    共催:株式会社enmono

  ◎定員:50名


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 ※詳細お申し込み⇒ http://factory.e-b2b.jp/seminar/20120315/
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【スケジュール】
  
 ・18時30分~20時00分 講演

   ”マイクロモノづくり”で開くメーカーへの扉!

   講師:三木康司氏


 ・20時10分~21時00分 質疑応答、ディスカッション

   マイクロモノづくりでメーカーへ!徹底ディスカッション!

   パネラー:三木康司氏
        宇都宮茂氏
   司会:  村上 肇


 ・21時15分~ 懇親会

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 ※詳細お申し込み⇒ http://factory.e-b2b.jp/seminar/20120315/
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 あと、2月28日のamazonセミナーと両方受講されることを
 お勧めします!
 
 ※ECはお任せしてメーカーへ
  ⇒ http://factory.e-b2b.jp/seminar/20120228/




みなさん、どんなメーカーになりたいですか?

最後までお読みいただきありがとうございます。





2012年02月03日(金)更新

「e製造業の会」誕生秘話。












先日、東京渋谷で「マイクロモノづくり」を提唱し、2年間で多くの成果を上げておられる(株)enmonoの三木康司さんと、宇都宮茂さんにお会いし、今後の、e製造業の会とマイクロモノづくりとの連携について、話し合った。

この連携については、3月15日に大阪産業創造館にて「マイクロモノづくり」のセミナーから始めていくことで合意しました。また詳細、ご案内ページは週明けにお知らせします。


さて、

実は三木康司さんとは古いご縁で、私がまだマグネットワールドを運営していたとき(1999年ごろ)に、NCネットワークから、町工場がECで成果を出しているところの取材をしたい旨のメールがあり、取材をして頂くことにした。

その時の取材者が、当時、慶応大学の大学院で学んでおられた三木さんでした。
三木さん自身が大学院の博士課程の中で、中小製造業のインターネット活用の可能性を調べておられたのだと記憶している。

その時の話しの内容はイマイチ良く覚えていないが(^^;;

とにかく、良き理解者が現れたと感じて、神田の鰯料理の居酒屋で、大いに意気投合し飲み明かしたことは鮮明に覚えている。


その時の三木さんとのご縁から、NCネットワークの内原社長をご紹介頂き、会う機会ができて、私としてはポータルサイトも良いけれど、経験上、製造業もインターネット活用で成果(収益)を上げるには、WEBマスターの存在が必要になるし、大切な役割を果たすようになるので、ぜひ、NCネットワーク内に、町工場WEBマスターを育てる場、情報交換する場を設けませんか?と提案し、快く引き受けて頂きました。

そして、誕生したのが”NCウェブマスターズコミュニティ”通称「NWC」です。

NWCは、私と三木さんが管理人を務め、メーリングリストとオフ会での情報交換を積極的に行い、当時(2000年ごろ)としては、日本の製造業WEB活用の最先端情報が共有される素晴らしいコミュニティとして機能しました。

その後、私が独立したのを機会に、NWCを発展させるカタチで「e製造業の会」が誕生したのです。


ですから、e製造業の会誕生のキッカケは、三木さんとお会いできたご縁にほかなりません。
ホントご縁に感謝です。


NWCからe製造業の会へと10年以上にわたる活動では、実に多くの製造業さんが成果を出して頂き、本当に嬉しく思いますし、関わって頂いたすべての皆さんのおかげさまで、こうした偉業が実現できたものと心より感謝いたします。

ありがとうございます。


 さらに、2012年3月15日大阪・・・

 二人の連携で始まる未来にも、ぜひ注目して下さい!!



最後までお読み頂きありがとうございます。






2012年02月01日(水)更新

メーカーって何だろう?

DeLonghi デロンギ 全自動ドリップコーヒーメーカー CMG310E-S
↑それは、コーヒーメーカーやろ!(^^;;;
(さぶい時に、さぶいボケと、さぶい突っ込み、すみませんm(_ _)m)


さて、気を取り直して・・・

先日のブログ「EC維新!」に、

中小製造業もネットショップも目指すところは”メーカー”であると、書きましたが、

さて、メーカーってそもそも何なのだろうか?


調べてみると以下のような答えがあった。

◎「有機又は無機の物質に、物理的、化学的変化を加えて新たな製品を製造し、
  これを卸売する事業所」

  とか

◎「原材料などを加工することによって製品を生産・提供する産業」


・・・どっちもピントこない(^^;;


一般的にいえば、メーカーとは、トヨタやパナソニック、カゴメ、ワコールなど、自動車や家電、食品、アパレルなどの大手メーカーを連想すると思う。


確かに、産業革命以降の20世紀は、大量生産・大量消費による物質的経済成長が豊かな世界をつくって来た事は間違いないですし、私も大変に恩恵にあずかり有難いことです。


しかし、これからはメーカーの概念をもう少し変えても良いのではないかと思っています。

私的な"メーカー"の定義ですが、今までの大手メーカーのように「原材料などを加工することによって製品を生産・提供する産業」といった大掛かりなものだけではなく・・・


新しい価値の創造と顧客の創造を、自らの力と相互協力によって実現していく人や組織(企業)が創りだし販売する、モノやサービス。

・・・こんな、イメージで考えています。


ですから、

いわゆるマーケットインの
「自らの情報発信やマーケティングで得た顧客ニーズに応える商品やサービス。」

でも、

プロダクトアウトの
「個人の熱い情熱から生み出されたオリジナル商品やサービス。」


であっても、

小さな商いであっても、


そういうことに、とらわれるのではなく、


モノあまりの時代に、心豊かにしてくれて、世のため人のために役立つ「モノやコト」を、創造できる人や組織を”メーカー”と呼びたいと思います。



皆さんにとっての”メーカー”って何ですか?



 ※メーカーを志す、あなたにお勧めのセミナーがあります!
 ⇒ 脱☆下請け!直販メーカーへの道
!!


最後までお読みいただきありがとうございます。




2012年01月31日(火)更新

親鸞

親鸞(上) (講談社文庫)
親鸞(上) (講談社文庫)


親鸞上人といえばご存知の通り、浄土真宗の開祖であります。

そして、我が家も浄土真宗なのですが、あまりその教えについては学んできていませんでしたし、有名な「悪人正機」についても、よくわかっていませんでした(^^;

しかし、この五木寛之さんの小説「親鸞」は、その時代背景や親鸞上人の深い苦悩が、ひしひしと伝わってきて、今を生きる私と重ね合わせながら、ワクワク、面白く読ませて頂きました。

もちろん、フィクションですから、事実と異なることは承知していますが、それでも尚、平安時代から鎌倉時代にかけての末法の時代といわれた混迷と激動の中、「善人なをもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」と説かれた情景が、映像として目に浮かぶような臨場感に圧倒されました。


人間は「悩みが深いほど成長できる」と感じましたし、となると、自分自身の煩悩も、悩みを与えてくれる人も、環境も、良く考えると有難い存在なのだと思えてきました。


今まで小説をあまり読まなかった私にとって、小説の本当の面白さを教えて頂いた貴重な作品となりました。


ありがとうございます。


みなさん、悩み事はありますか?


最後までお読みいただきありがとうございます。





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