ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
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蜘蛛の糸 (日本の童話名作選)
今日は芥川龍之介さんの誕生日です。
そうそう、今年は「芥川賞」も受賞者が話題を振りまいてくれて面白かったですね(^^;
さて、私にとっての芥川龍之介さんは、子どものときに読んだ、「蜘蛛の糸」が印象深い。
様々な悪事を働いた泥棒のカンダタ(犍陀多)が、地獄へ落ちてもがき苦しんでいるところを、生前に一度だけ行った善行「小さな蜘蛛を踏み殺そうとしたが思いとどまり、命を助けていた。」ことを思い出したお釈迦さまが、地獄の底のカンダタを極楽へ導こうと、一本の蜘蛛の糸をカンダタめがけて下ろした。
極楽から下がる蜘蛛の糸を掴み、極楽目指して上へ上へと昇り始めた。ところが糸をつたって昇る途中、ふと下を見下ろすと、数限りない地獄の罪人達が自分の下から続いてくる。このままでは糸は重さに耐え切れず、切れてしまうだろう。それを恐れたカンダタは「この蜘蛛の糸は俺のものだ。お前達は一体誰に聞いて上ってきた。下りろ、下りろ」と喚いた。すると次の瞬間、蜘蛛の糸がカンダタのぶら下がっている所から切れ、カンダタは再び地獄に堕ちてしまった。
この物語を読み、子ども心に地獄って怖いところだと思うと同時に、「自分さえ良かったら良い」という独りよがりな考え方はしてはいけないんだと素直に受け止めていたように思う。いい子だ(^^;;
さらに、半世紀を生きた今思うことは・・・
蜘蛛の糸で上へ上へと登ることが、現代においては、出世とか向上心とか会社を大きくすることなど現世利益のあくなき追求になっているように思います。
欲しいものを手に入れるためには、売上を上げるためには、試験に合格するためには、人一倍努力して、人と競い合い抜きん出ること、戦って戦って何が何でも一番にならなきゃ意味が無い。競争に勝てない人間は無能だ。
と、
こうした価値観が今の社会全体を支配しているように感じます。
一理はあるのですべてが間違っているとは言いませんが、芥川龍之介さんはきっと、極楽浄土を目指して蜘蛛の糸を登るということは、人と比べてどうこうではなく、自分自身の心を磨きましょうと言いたかったのではないかと思います。
感謝の気持ちをもち
足るを知り
身の回りをキレイにし
助け合い、分かち合い
喜ばれる人間へ。
こうした実践が心を豊かにし、周りから慕われ、自然と蜘蛛の糸が極楽浄土へつながっていく。
まさに、
「ぎゃあてい、ぎゃあてい、はーらーぎゃあてい、はらそうぎゃあてい、ぼうじそわか、般若心経」
である♪
みなさんの蜘蛛の糸はつながっていますか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
ザ・サンキュー・マーケティング
この著書には
お客さまとつながり、愛されること。
プラットホームがどんなに変わっても、
これがビジネスの原点。
とある。
そのためには、
”ありがとう”と感謝すること。
一人一人のお客さまを、誠実に愛すること。
こうしたことが、「ソーシャルメディアで世界一稼いでいる人が書いた本」に書かれているところに、ソーシャルメディアの本質が観えてきます。
一人一人のお客さまそれぞれに、誠実に対応する、コミュニケーションをとる。
商人(あきんど)として、あたり前の事が、大量生産・大量販売の時代を経て、私たちは忘れてしまっていなかっただろうか?
自戒を込めて改めて反省させられる。
「サンキュー・マーケティングで成功するということは、
親切にしてあたり障りなくモノを売るということではない。
それなら誰にだってできる。
あなたがお客さまを大切に思い、あなたが提供してくれる商品に満足してもらえるかどうかを
気にかけているということを、あらゆる機会をとらえて、印象深く、あなたらしく示す、それが
サンキュー・マーケティングでの成功なのだ」
目の前のお客さまへの思いやり、感謝の心なくして商いは成り立たないことを、ソーシャルメディアは私たちにもう一度教えてくれていると思えてならない。
ブログで、Twitterで、Facebookで・・・いやいや掲示板であっても、
様々なプラットホームでの貴方の一挙手一投足がすべて見られている、公開されているのです。
このソーシャルメディアの現実からは誰も逃れられない。。。
逆に言えば、
お客さまに誠実に対応する商人。
お客さまと相思相愛の商人。
サンキュー、ありがとう、すべてに感謝できる商人。
にとっては、
ソーシャルメディアほど、ファンを増やしやすく、商売を伸ばしやすいメディアはない。
なぜなら、愛と感謝の商人の一挙手一投足を見ていただけるのだから!
皆さんは、大公開時代をどのように生きますか?
最後までお読み頂きありがとうございます。
※ソーシャルメディア時代の舵取りにお勧めセミナー!!
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脱☆下請け!直販メーカーへの道は、Amazonで切り開こう!!
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2回セットでの受講をお勧めいたします!!
親鸞(上) (講談社文庫)
親鸞上人といえばご存知の通り、浄土真宗の開祖であります。
そして、我が家も浄土真宗なのですが、あまりその教えについては学んできていませんでしたし、有名な「悪人正機」についても、よくわかっていませんでした(^^;
しかし、この五木寛之さんの小説「親鸞」は、その時代背景や親鸞上人の深い苦悩が、ひしひしと伝わってきて、今を生きる私と重ね合わせながら、ワクワク、面白く読ませて頂きました。
もちろん、フィクションですから、事実と異なることは承知していますが、それでも尚、平安時代から鎌倉時代にかけての末法の時代といわれた混迷と激動の中、「善人なをもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」と説かれた情景が、映像として目に浮かぶような臨場感に圧倒されました。
人間は「悩みが深いほど成長できる」と感じましたし、となると、自分自身の煩悩も、悩みを与えてくれる人も、環境も、良く考えると有難い存在なのだと思えてきました。
今まで小説をあまり読まなかった私にとって、小説の本当の面白さを教えて頂いた貴重な作品となりました。
ありがとうございます。
みなさん、悩み事はありますか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
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本日、日本実業出版社さんから井寄さんの新刊本が送られてきました。
いつもありがとうございます。
タイトルが「トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方」なので、社内で読むには少し勇気がいりますが、かまわず堂々と読んでいます。
今、この瞬間に社員との信頼関係が試されていると思うと意外に楽しいです(^^)
さてさて、本の中身ですが、以前の井寄さんの著書・・・
小さな会社の トクする 人の雇い方・給料の払い方
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よりもさらに、
へ~~、こんな決まりあるんや!
知らんかったら大変なことになるやん・・・
的な内容が目白押しで、とっても勉強になります(^^)
ただ、この本の情報が必要に迫られないように日々の経営をしっかりしなきゃと改めて肝に銘じたところです。
井寄さん、素晴らしい情報をありがとうございます!!
感謝。
松本座禅断食の指導者で、私の14Kg減量に最も大きな貢献をしてくださいました野口法蔵師の著書。
今までは一般書店には出ていなかった「これでいいのだ」が新規に出版になったようです。
野口法蔵師の心温まる「言霊」を是非体験してみてください(^^)
お勧めです!
そうそう、寺田さんと治部さんはただいま野口法蔵師のもとで修行中ですね(^^)v
あと、以下の「断食座禅のススメ」「人間の頂」もお勧めです♪
断食坐禅のススメ
人間の頂―“生きる”意味を求めて
これでいいのだ!
ありがとうございました!
2012年03月01日(木)更新
芥川龍之介
蜘蛛の糸 (日本の童話名作選)
今日は芥川龍之介さんの誕生日です。
そうそう、今年は「芥川賞」も受賞者が話題を振りまいてくれて面白かったですね(^^;
さて、私にとっての芥川龍之介さんは、子どものときに読んだ、「蜘蛛の糸」が印象深い。
様々な悪事を働いた泥棒のカンダタ(犍陀多)が、地獄へ落ちてもがき苦しんでいるところを、生前に一度だけ行った善行「小さな蜘蛛を踏み殺そうとしたが思いとどまり、命を助けていた。」ことを思い出したお釈迦さまが、地獄の底のカンダタを極楽へ導こうと、一本の蜘蛛の糸をカンダタめがけて下ろした。
極楽から下がる蜘蛛の糸を掴み、極楽目指して上へ上へと昇り始めた。ところが糸をつたって昇る途中、ふと下を見下ろすと、数限りない地獄の罪人達が自分の下から続いてくる。このままでは糸は重さに耐え切れず、切れてしまうだろう。それを恐れたカンダタは「この蜘蛛の糸は俺のものだ。お前達は一体誰に聞いて上ってきた。下りろ、下りろ」と喚いた。すると次の瞬間、蜘蛛の糸がカンダタのぶら下がっている所から切れ、カンダタは再び地獄に堕ちてしまった。
この物語を読み、子ども心に地獄って怖いところだと思うと同時に、「自分さえ良かったら良い」という独りよがりな考え方はしてはいけないんだと素直に受け止めていたように思う。いい子だ(^^;;
さらに、半世紀を生きた今思うことは・・・
蜘蛛の糸で上へ上へと登ることが、現代においては、出世とか向上心とか会社を大きくすることなど現世利益のあくなき追求になっているように思います。
欲しいものを手に入れるためには、売上を上げるためには、試験に合格するためには、人一倍努力して、人と競い合い抜きん出ること、戦って戦って何が何でも一番にならなきゃ意味が無い。競争に勝てない人間は無能だ。
と、
こうした価値観が今の社会全体を支配しているように感じます。
一理はあるのですべてが間違っているとは言いませんが、芥川龍之介さんはきっと、極楽浄土を目指して蜘蛛の糸を登るということは、人と比べてどうこうではなく、自分自身の心を磨きましょうと言いたかったのではないかと思います。
感謝の気持ちをもち
足るを知り
身の回りをキレイにし
助け合い、分かち合い
喜ばれる人間へ。
こうした実践が心を豊かにし、周りから慕われ、自然と蜘蛛の糸が極楽浄土へつながっていく。
まさに、
「ぎゃあてい、ぎゃあてい、はーらーぎゃあてい、はらそうぎゃあてい、ぼうじそわか、般若心経」
である♪
みなさんの蜘蛛の糸はつながっていますか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
2012年02月22日(水)更新
”大公開時代”の必読書「ザ・サンキュー・マーケティング」
ザ・サンキュー・マーケティング
この著書には
お客さまとつながり、愛されること。
プラットホームがどんなに変わっても、
これがビジネスの原点。
とある。
そのためには、
”ありがとう”と感謝すること。
一人一人のお客さまを、誠実に愛すること。
こうしたことが、「ソーシャルメディアで世界一稼いでいる人が書いた本」に書かれているところに、ソーシャルメディアの本質が観えてきます。
一人一人のお客さまそれぞれに、誠実に対応する、コミュニケーションをとる。
商人(あきんど)として、あたり前の事が、大量生産・大量販売の時代を経て、私たちは忘れてしまっていなかっただろうか?
自戒を込めて改めて反省させられる。
「サンキュー・マーケティングで成功するということは、
親切にしてあたり障りなくモノを売るということではない。
それなら誰にだってできる。
あなたがお客さまを大切に思い、あなたが提供してくれる商品に満足してもらえるかどうかを
気にかけているということを、あらゆる機会をとらえて、印象深く、あなたらしく示す、それが
サンキュー・マーケティングでの成功なのだ」
目の前のお客さまへの思いやり、感謝の心なくして商いは成り立たないことを、ソーシャルメディアは私たちにもう一度教えてくれていると思えてならない。
ブログで、Twitterで、Facebookで・・・いやいや掲示板であっても、
様々なプラットホームでの貴方の一挙手一投足がすべて見られている、公開されているのです。
このソーシャルメディアの現実からは誰も逃れられない。。。
逆に言えば、
お客さまに誠実に対応する商人。
お客さまと相思相愛の商人。
サンキュー、ありがとう、すべてに感謝できる商人。
にとっては、
ソーシャルメディアほど、ファンを増やしやすく、商売を伸ばしやすいメディアはない。
なぜなら、愛と感謝の商人の一挙手一投足を見ていただけるのだから!
皆さんは、大公開時代をどのように生きますか?
最後までお読み頂きありがとうございます。
※ソーシャルメディア時代の舵取りにお勧めセミナー!!
◎2月28日(火)大阪産業創造館
脱☆下請け!直販メーカーへの道は、Amazonで切り開こう!!
◎3月15日(木)大阪産業創造館
目指せ!メーカー!マイクロモノづくりセミナーin大阪
2回セットでの受講をお勧めいたします!!
2012年01月31日(火)更新
親鸞
親鸞(上) (講談社文庫)
親鸞上人といえばご存知の通り、浄土真宗の開祖であります。
そして、我が家も浄土真宗なのですが、あまりその教えについては学んできていませんでしたし、有名な「悪人正機」についても、よくわかっていませんでした(^^;
しかし、この五木寛之さんの小説「親鸞」は、その時代背景や親鸞上人の深い苦悩が、ひしひしと伝わってきて、今を生きる私と重ね合わせながら、ワクワク、面白く読ませて頂きました。
もちろん、フィクションですから、事実と異なることは承知していますが、それでも尚、平安時代から鎌倉時代にかけての末法の時代といわれた混迷と激動の中、「善人なをもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」と説かれた情景が、映像として目に浮かぶような臨場感に圧倒されました。
人間は「悩みが深いほど成長できる」と感じましたし、となると、自分自身の煩悩も、悩みを与えてくれる人も、環境も、良く考えると有難い存在なのだと思えてきました。
今まで小説をあまり読まなかった私にとって、小説の本当の面白さを教えて頂いた貴重な作品となりました。
ありがとうございます。
みなさん、悩み事はありますか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
2009年12月18日(金)更新
社内で読むには勇気がいる本(^^)
トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
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本日、日本実業出版社さんから井寄さんの新刊本が送られてきました。
いつもありがとうございます。
タイトルが「トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方」なので、社内で読むには少し勇気がいりますが、かまわず堂々と読んでいます。
今、この瞬間に社員との信頼関係が試されていると思うと意外に楽しいです(^^)
さてさて、本の中身ですが、以前の井寄さんの著書・・・
小さな会社の トクする 人の雇い方・給料の払い方
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よりもさらに、
へ~~、こんな決まりあるんや!
知らんかったら大変なことになるやん・・・
的な内容が目白押しで、とっても勉強になります(^^)
ただ、この本の情報が必要に迫られないように日々の経営をしっかりしなきゃと改めて肝に銘じたところです。
井寄さん、素晴らしい情報をありがとうございます!!
感謝。
2009年07月14日(火)更新
「これでいいのだ」野口法蔵著が一般書店に(^^)
松本座禅断食の指導者で、私の14Kg減量に最も大きな貢献をしてくださいました野口法蔵師の著書。
今までは一般書店には出ていなかった「これでいいのだ」が新規に出版になったようです。
野口法蔵師の心温まる「言霊」を是非体験してみてください(^^)
お勧めです!
そうそう、寺田さんと治部さんはただいま野口法蔵師のもとで修行中ですね(^^)v
あと、以下の「断食座禅のススメ」「人間の頂」もお勧めです♪
断食坐禅のススメ
人間の頂―“生きる”意味を求めて
これでいいのだ!
ありがとうございました!
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