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最初から、話の組み立て方が上手だったのか?

投稿日時:2009/07/23(木) 19:17rss

長野勇祐さん、こんにちは!村上肇@創(SOU Corporation)です。

 なんだか呼ばれた気がしたので
 久しぶりに書いてみます(^^;

講義で経営者の話を聞くことがあるのですが、ときどき笑いどころを織り交ぜて
受講者のハートをつかみ、かつ、自然体でプレゼンをしている様子をみると、
「最初から(あるいは、学生の頃から)、話の組み立て方が上手だったのかな」
と思うことがあります。

そこで、今は人前で話すことが苦手なのですが、学生のうちにこうした
話法を身につけられればと思っています。

どのようにしたら、自然体で人の心をつかめる話し方ができるのでしょうか。
教えていただければ幸いです。

           (横浜市立大学国際総合科学部 長野勇祐さん)



私は、セミナーの講師を仕事として8年ほどさせていただいています。

http://www.e-b2b.jp/jigyou/index.html

おかげさまで、毎年たくさんの講演や講座をさせていただいているのですが、

元々、人前で話をするなんてとても苦手でしたし、学生時代の友人が今の私の仕事を知ったらとても驚くと思います。

人見知り&口下手でしたから。

ですので、ご質問のように若いころから話の組み立てや、ユーモアのセンスがあったわけではありません。


そんな私でも今は結構しゃべれるようになりましたし、笑いも比較的多い講師かもしれません。


では、なぜそうなったのか?


それは、 「中小企業、地方企業へインターネット活用の有効有益性と面白さを伝え続けること」という、心の底から伝えたいことがあるからです。

特に講演やセミナーで、伝えたい人に伝えたいことをお伝えするには、短い時間で心を開いてもらう、うちとけ合うことが一番大事なんだと気づきました。

それ以来、私の場合は特に、「笑っていただくこと、楽しんでいただくこと」に一番のウェイトを置いています(^^;

なぜか?

話す内容が大したことが無いからです(爆)


それもありますが、「笑い=肯定」なんです。

まず笑っていただくことで自分を受け入れていただいて、そこからお伝えしたいことを話していくとお互いの満足度の高いセミナーやプレゼンになります。


ですから、長野さんが心の底から伝えたいことが出来たならば、「笑いどころ」や「落ち」を勉強して、最初はすべりまくっても実践し続けてくださいね。

「笑い=肯定」なのです。


文章に落ちが無くてすみません(^^;

ありがとうございました!

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コメント


ちゃんと書いてる・・・

いよりんはこのネタには
「コトハナ」を説明しようかと
思ってたのですが
村上さんは独自の勝ちパターンを述べておられますね。

私も講演が増えてきたので、やっぱ「笑い」を
取れる講演、めざします。
大阪人やし

心から伝えたいこと。
これが大事ですね。

Posted by いよりん at 2009/07/23 21:46:00 PASS:

村上さん、ありがとうございました。

村上さん。

はじめましてこんにちは。この質問をさせていただいた長野勇祐と申します。

質問に回答していただきありがとうございました。

>学生時代の友人が今の私の仕事を知ったらとても>驚くと思います。

僕は周りの友人に現在、話し下手と思われている可能性があるので、将来驚かせればいいんだと、励みになりました。

「話の上手な友人を挙げてください」と言われれば、確かに笑いに持っていくことが上手な人が思い浮かび、そういう人こそ話が上手です。

「笑い=肯定=話が上手」なのですね。

「笑い」と聞いてお笑い芸人を想像してしまう僕ですが、芸人も「つかみ」を失敗すればどんどん不利になってしまい、そこから笑いを引き起こすのは相当苦労するように見受けます。

それと同じで、1回話し相手の心をつかんでしまえば、次の話題のネタに繋がりやすく、「これしゃべると面白いかな」など良い意味でリスクを考えなくなって自信が生まれ、「伝わらないものも伝わる」と思いました。

だとすれば、僕の場合、話のなかに情報が多すぎたり、短すぎて情報が伝わらないことが、笑いに繋がらず、つかみで話下手だと思わせる節があるように感じます。

「笑いどころ」や「落ち」をつけるのには、頭の中でセリフを論理だてる力が必要ですね。なので、最初は短いセリフの中で単発で「笑い=肯定」を練習しようと思いました。

話下手で人見知りな僕ですが、自分にとっての大事な想いを周りに伝えることができる経営者になる第一歩として、笑いをつかみとる芸人をヒントにスベリまくることからはじめようと今から実践していくつもりです。

一応最後のが「落ち」なんですが、これが最初のスベリですね。


どうもありがとうございました。
長々と失礼しました。
これからもよろしくお願いいたします。

Posted by 長野勇祐 at 2009/07/27 03:39:00 PASS:

井寄さん、本当にありがとうございます。

井寄さん、コメントありがとうございます。

「笑い」を意識することは、受講いただいた方に楽しんでいただこう、喜んでいただこうと考えて実践することになりますから、

独りよがりな講演にならないところが良いように思っています。

ありがとうございました!

Posted by 村上 肇 at 2009/07/27 08:17:00 PASS:

長野勇祐さん、本当にありがとうございます。

長野勇祐さん、ご質問&コメントありがとうございます。

講演やプレゼンの目的は「お伝えする」ことにあるわけですが、

自分勝手に無理やり伝えたいことを話しても、さらには、教えてあげるみたいな態度では、「お伝えする」ことは決して出来ません。

やはり、聞いていただいている方、受講いただいたいる方のお役に立ち、喜んでいただけることが一番大切だと感じています。

ですので「笑い=肯定」ですから、笑って楽しんでいただきながら、お伝えしたいことを伝えていくのが良いでしょうね。


また、落ちの無い文章になりました。

失礼しました(^^;

これからも、たくさん人前でお話して実践して行って下さい。

ありがとうございました!

Posted by 村上 肇 at 2009/07/27 08:26:00 PASS:
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